ゴー宣DOJO

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トッキー
2022.8.29 10:30皇統問題

「現代医学の進歩が側室制度に代替する」のウソ

よしりん先生が
〈メーリス「りょう」の、医学の進歩で男系可能と
いう妄言を論破した文章、またしても見事だ。〉
と評した文章、ご紹介します!

 


 

谷田川惣の「皇統は万世一系である」という本への反論として、男系継承を維持しながら宮家4家を創設しても男子が全く生まれない可能性は決して低くないことを以前説明しましたが、
https://aiko-sama.com/archives/17142
谷田川の本にはほかにも突っ込むべきところが色々ありますので、再びそのうちの一つを取り上げてみます。

谷田川の説明によると、側室制度がなくても現代医学の進歩によって男系の皇位継承者を十分確保できるということですが、本当でしょうか?

実は大正天皇のご子孫を確認することで、この説明もウソだということが分かります。

大正天皇のご子孫のうち男系の皇族としてお生まれになった方を世代順に記すと、以下の28方になります。

昭和天皇、秩父宮雍仁親王、高松宮宣仁親王、三笠宮崇仁親王、照宮成子内親王、久宮祐子内親王、孝宮和子内親王、順宮厚子内親王、上皇陛下、常陸宮正仁親王、清宮貴子内親王、甯子内親王、寬仁親王、桂宮宜仁親王、容子内親王、高円宮憲仁親王、天皇陛下、秋篠宮文仁親王、紀宮清子内親王、彬子女王、瑶子女王、承子女王、典子女王、絢子女王、敬宮愛子内親王、眞子内親王、佳子内親王、悠仁親王

そして、これらの方々のうち未成年の悠仁親王を除くと、成年を迎えず逝去されたのは久宮祐子内親王だけで、大正天皇より下の世代の方々はほぼ無事にご成長されています。
ところが、現行制度下で天皇陛下の次世代の皇位継承者は悠仁親王のみとなっているのです。
これでは、現代医学が進歩しているから側室制度がなくても安定的な皇位継承を確保できるとは、とても言えないでしょう。
その理由は、前回谷田川の確率論への反論で説明した通りです。

やはり、側室制度とセットでないと男系継承は維持できないのです。

 


 

完全にこの話はこれで終わっています。

それでも一切事実を見ようとせず、完全に現実離れした妄説を今後もそのまま流し続けるとしたら…

それを「カルト」と呼ばずして、何と呼べばいいのでしょうか?

トッキー

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